新人研修は研修プログラム以上に得るものがあります

先日、当社関与先の会社にて新人研修を行いました。
こちらの会社では、
大企業や一般の会社のように4月に新卒採用ということは行っていません。
つまり中途採用が中心で、採用時期も不定期です。

 

これまでは職種に関係する専門の研修は当然行っていたのですが、
新人社員としての役割や
年齢や職歴に関係なく
社会人として働くうえで必要な能力などの研修は行っていませんでした。

 

しかし1年前から中途採用であっても
会社の理念や会社が求める働き方を理解していただき、
求める人材に成長をしてもらいたいというお話がありましたので、
年に2回新人研修を行ってはどうかとご提案しました。

 

大きい会社であれば4月の採用時に
まずは研修し、その後現場配属となりますが
こちらのような中小企業では、
中途採用がメインで時期も不定期なため
そのようなことはできません。

 

そこで年２回上期と下期に開催することになりました。
年1回ですと1番長い人だと入社後11か月になってしまいます。
その点年2回だと1番長くても5か月、
人数も1～2班となり丁度良くやれています。

 

受講生も入社は同期ですが
配属先も職種も年齢も様々です。
そしてこの研修により多くの方が
初めて顔を合わせました。

 

研修後の効果ですが
「会社の理念の意味を知ることができ、
より一層理念に沿って行動していきたい」
「研修を通じて同期の人と交流を深めることができた」
「同期の人の仕事に対する思いを知ることができ刺激になった」
などの感想をいただきました。

 

そして何よりも一番の効果は
研修により同期のつながりが強化されたことです。

 

相談できる相手がいるということは
これから働いていくうえで一番の財産になります。
離職防止にもつながり、
協力体制ができると生産性向上にもつながります。

 

新人研修はただの研修では終わりません。
人脈強化をもたらし、モチベーションを高め
離職防止にも効果を発揮します。