ちとせ社会保険労務士事務所

社内のハラスメント相談窓口の重要性について

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社内のハラスメント相談窓口の重要性について

社内のハラスメント相談窓口の重要性について

2024/02/18

新潟で社員研修の講師をしております
飛躍の一歩の本間武です。

 

社員からハラスメントの相談があった時は、
この相談窓口がどのように機能しているかにより、
その後問題が大きくなるか、
解決に向かうか全く異なる状況になります。

 

例えばよくあるケースを考えてみましょう。
会社Aは、
社内にハラスメント相談窓口を設置していました。
ここまでは問題ありません。
窓口すら設けていない会社が多数あるからです。

 

ある日上司Cからパワハラを受けたという社員Bが
相談窓口に来ました。

 

窓口でヒアリングを行いました。
担当者Dは本人の様子や話の内容から
緊急を要するものではないと判断し、
そんなに問題ではないと考えました。
そして本人に何かあったらまた連絡するように伝えました。

 

その後窓口担当者Dは、
特に相談者Bから話しがなかったこともあり、
事実確認をすることもなく、
そのまま時間が経過しました。

 

そして数か月が過ぎた頃、相談者Bは
「窓口に相談したけれども会社は何もしてくれない。
相変わらずハラスメントを受けている。
精神的に苦痛を受けたので責任を取ってほしい。」
という内容を会社に訴えてきました。

 

その話を聞いた会社は、
慌てて事実確認をすることになりました。

 

加害者とされた社員Cは、
ハラスメントをしているつもりはなかったのですが、
相談者Bが訴えている事実について一部を認めました。

 

この社員Cは反省し、
処分に対しても受け入れることになりました。

被害者の社員Bは退職することになりました。

 

このようなケースはどこの会社でも
いつ起きても不思議ではありません。

 

ここで社内の相談窓口が重要となります。
今回のケースは相談窓口が上手く機能していれば、
いくつか問題を防いだり軽減することができると思われます。
ではどこに問題があったのでしょうか。

 

少し長くなりましたので
続きは次回にしたいと思います。

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